傾いた土台から作り直したエコキュート交換(コロナ CHP-S46AZ1K)
宮城県黒川郡大和町で、エコキュートの交換工事を行いました。他社で設置された機器の定期点検で水漏れの形跡があり買い替えを勧められたとのことで、現状調査とお見積りからご依頼いただいた事例です。調査すると、配管継手のにじみに加え、簡易土台(エコベース)の傾きと倒れ止め金具の外れなど、土台の状態にも課題がありました。そこで本体交換だけでなく、住宅側の基礎と結合させた現地打ちのコンクリート基礎へ作り直し、寒冷地に合わせた凍結・断熱対策まで行っています。完了後は試運転で、配管や継手から水漏れがないことを確認しました。土台から作り直したエコキュート交換の施工事例です。
- 施工エリア:宮城県黒川郡大和町
- 工事内容:エコキュート交換、コンクリート基礎の新設、寒冷地仕様の凍結・断熱配管、おいだき・排水(ドレン)配管の整備
- 対象機器:コロナ CHP-S46AZ1K(寒冷地向けフルオート・高圧力タイプ・460L)。無線LAN対応インターホンリモコンセット(RBP-GADW1(S))、脚部カバー(CTU-FC28)も同時に設置
- 既存機器:2011年製のエコキュート
- ご相談内容:他社設置エコキュートの水漏れ形跡・買い替え相談(現状調査・お見積り)
- 補助金:給湯省エネ2026事業 対象
- 施工時間:合計8日間(撤去・基礎打ち・据付配管 3日間/基礎養生 5日間)
- 参考費用:約65万円(概算・税込)
施工の流れ(写真)
ご相談のきっかけ
きっかけは、他社で設置されたエコキュートの定期点検でした。点検の際に水漏れの形跡があると指摘され、買い替えを勧められたとのことで、まずは当社で現状を調査し、お見積りをご提示するところから始めました。設置されていたのは2011年製のエコキュートで、長年お使いになってきた機器です。水漏れをそのままにすると機器周辺や配管への負担が続くため、現地で機器・配管・設置状況をひととおり確認していきました。
現地調査で分かったこと
確認すると、給水・給湯配管の継手部分ににじみがあり、ヒートポンプ配管からも少量の水漏れが見られました。さいわい、機器周辺の土壌や建物に大きな二次被害は及んでいませんでした。あわせて気になったのが、土台と固定の状況です。既製品の簡易土台(エコベース)が、住宅の基礎から外側へ離れるように傾いており、その上に載るエコキュート本体も一緒に傾いていました。さらに、本体上部の倒れ止め金具は、本来使うべき太いコーチネジではなく細い木ビスで留められていたため、本体の傾きにつれてビスが壁から完全に抜けてしまっている状態でした。このままでは配管に負担がかかり続けるうえ、安全面でも気になる状況でした。
今回の対応方針と機器
これらの状況から、今回は機器の交換に合わせて、土台から根本的に作り直すご提案をしました。傾いた簡易土台のまま新しい機器を載せても同じ不具合がくり返されかねないため、住宅側の基礎と一体化させた、しっかりとしたコンクリート基礎を新設する方針です。導入した機器は、コロナ製の寒冷地向けエコキュート「CHP-S46AZ1K」(フルオートタイプ・高圧力タイプ、460L)です。この機種は「給湯省エネ2026事業」の補助金の対象となっています。本体とあわせて、無線LAN対応のインターホンリモコンセットや脚部カバーも新しくしています。あわせて、大和町の冬の厳しい外気温を踏まえ、露出する配管の凍結防止と断熱対策も施工に含めています。
施工内容(合計8日間)
今回は次の流れで、撤去から基礎づくり、据え付け、配管の凍結・断熱対策まで進めました。
- 既存の古い機器と、傾いた簡易土台(エコベース)の撤去
- 住宅側の基礎コンクリートへ差筋アンカーを3本打設
- メッシュ配筋(鉄筋)を配置し、約1700×800mm・厚さ150mmのコンクリート基礎を現地で打設
- コンクリートが所定の強度を出すよう、5日間の養生期間を確保
- 養生完了後、新しいエコキュート(コロナ CHP-S46AZ1K)の据え付け
- 露出配管の凍結防止・断熱対策を施工
- 試運転を行い、配管や継手からの水漏れがないことを目視で確認
配管の凍結・断熱対策は、箇所ごとに次のように行いました。給水・給湯配管にはそれぞれ凍結防止ヒーターを巻いたうえで専用の保温材を施工し、おいだき配管には熱ロスを抑える高断熱ペアチューブを採用。ヒートポンプ配管には、あらかじめ20mm厚の保温材が一体になったアルミ複合架橋ポリエチレン管を使い、極寒期の凍結リスクを抑えています。なお、おいだき配管は既存がつぎはぎで劣化が進んでいたため、追加の工事として新しく引き直しました。排水まわりもドレン配管を含めて整え、既存の機器と簡易土台は撤去・処分しています。
工事後の状態
すべての接続作業が終わった後に試運転を行い、新しく設けた配管や継手部分から水漏れが一切ないことを目視で確認して、工事を完了しました。今回は土台のコンクリート基礎から作り直しているため、本体を水平に支えた状態で据え付けられています。
費用の目安(参考)
合計(税込) 約65万円(概算)
※実際の現場状況や配管の延長などにより金額が変わる場合があります。
※一般住宅向けの参考です。内容によっては別途費用が発生する場合や、お受けできない場合もあります。
よくあるご質問
Q. 既製品の簡易土台(エコベース)と、現地打ちのコンクリート基礎では何が違うのですか?
A. 簡易土台は設置が手軽な一方、現場の条件によっては満水時のタンク重量を支えきれず、傾きが出ることがあります。今回も土台が傾き、細い木ビスで留められていた倒れ止めが抜けていました。新しく作った基礎は、住宅側の基礎と差筋アンカーで結合し、内部にメッシュ配筋を入れた一体型の現地打ちコンクリート基礎で、今回はおよそ1700×800mm・厚さ150mmの大きさで施工しています。重いタンクを長期間、水平に保ったまま支えられる構造にしています。
Q. 寒さの厳しい地域ですが、配管の凍結対策はどうしていますか?
A. 冬の凍結や放熱を防ぐため、給水・給湯配管には凍結防止ヒーターを敷設して保温材を施工しています。さらに、おいだき配管には高断熱ペアチューブ、ヒートポンプ配管には20mm厚の保温材付きアルミ複合架橋ポリエチレン管を採用し、寒冷地の厳しい外気温下でも放熱や凍結のリスクを抑える対策をしています。
対応エリア
(有)三浦商店では 黒川郡(大和町・大衡村・大郷町)と富谷市一部エリア を中心に、エコキュート・ガス/石油給湯器・ボイラーなど給湯設備の交換・修理に対応しています。
エコキュートの水漏れや、設置から年数が経った機器が気になっていませんか?
(有)三浦商店では、エコキュートをはじめ給湯設備の調査・交換から、土台や寒冷地の配管対策まで、現場を確認したうえでご提案します。黒川郡・富谷市エリアでお気軽にご相談ください。
本体だけでなく撤去処分・配管・土台の状態まで見て、総額でご案内します。写真を送っていただければ近い価格帯を確認します。
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